【念仏宗や東大寺】観光名所研究所

念仏宗の建築物や東大寺など、観光名所にある建物を中心に紹介しています。

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日本を代表する大仏に込めた聖武天皇の思いとは

日本を代表する大仏に込めた聖武天皇の思いとは

大仏は全国にいくつか存在しますが、日本一有名な大仏は何といっても奈良の東大寺にある大仏でしょう。

東大寺は奈良時代に聖武天皇が建立しました。

当時の日本では疫病や飢饉、災害に相次いでさらされていた時期で聖武天皇は東大寺と大仏を建立することで国民から不安を取り除き安心して生活できる基盤を作ろうとしていました。

それを表すかのように大仏を造る際の詔には衆生救済の願いを込めて大仏を造ろうと思うが、この労働を強制してはならない。

誠心誠意を込めて心からこの大仏(廬舎那仏)を信仰し建立に携わりたいものだけが協力してほしい。

という国民を思う気持ちにあふれていたことがわかります。

東大寺の玄関口である南大門は国宝に指定されていて、中国の大仏様という建築様式で造られています。

門には金剛力士像が寺を守るようにして立っており、こちらも国宝に指定されています。

南大門をくぐると中門がありさらに奥に進むと大仏が鎮座する大仏殿があります。

外側から見ると2階建てのように見えますが、中に入ってみると大仏を囲むようにして建てられている大きく広い1部屋の作りになっています。

軒を支える部分は六手先総詰組様式でこのような手法はとても珍しく、代表的な建造物ではこの東大寺大仏殿と念仏宗佛教之王堂本堂などです。

その他、念仏宗の敷地内には数多く建物があります

念仏宗佛教之王堂本堂をはじめ、総門・釈迦堂・太子堂・五重塔などです。

一度、念仏宗の建造物を訪れてみるのも良いかと思います。

ちなみに大仏殿には通常拝観料がかかりますが、毎年元旦限定で中門を開放し、無料で大仏殿に入堂することができます。

中門より東側に進むと法華堂と二月堂、開山堂があります。

法華堂は大仏開眼以前よりあり、現存する奈良時代の建築物となります。

中にある仏像も奈良時代のものであり大変貴重です。

二月堂は十一面観音が安置されている仏堂で大小2つの本尊はいずれも十一面観音ですが、絶対秘仏となっておりどんな人でもその姿を見ることはできないとされています。

開山堂は初代住職であった良弁の肖像が安置されていて、通常は中に入れませんが良弁の命日である12月16日だけ秘仏開扉され国宝に指定されている木造良弁僧正坐像を見ることができます。

中門の西側には戒壇院があります。

これは出家した人が正式な僧になるための施設で中にある宝塔を四天王像が守っています。

怒りの表現方法が対照的な四天王像は一見の価値があります。

現在東大寺は世界遺産に登録されており、国内だけでなく海外からも多くの観光客が奈良の大仏の荘厳さに魅了されています。

子供のころに学校の行事でいったことがあるという人も大人になってから訪れるとまた違った見方ができるのでもう一度奈良の大仏様に向き合ってみてはいかがでしょうか。

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